スラマッパギ~(おはようございます)!管理人のさとるです。今回は、日本語パートナーズ派遣事業で9ヶ月間マレーシアで暮らしていた私が、帰国後、今までイラっとしていた他人の行動で、特に気にならなくなった3つを紹介します。さっそくまいりましょう!
素っ気ない接客
言葉だけ書くと今まで私がクレームを言う人のように感じますが(笑)そうではなく、ぶっきらぼうな挨拶をする店員さんや、料理などを「ドン!」と音を立てて置く店員さんがいると、口には出さないもののイラっとする経験が何度もありました。
しかし海外で生活していると、そもそも店内に入っても挨拶なし、商品を購入しても挨拶なしが当たり前。
特にマレーシアでびっくりしたのが、飲食店やアパレルショップに入っても、店員さんはずっとスマホをいじっているか店員さん同士で会話が盛り上がり、こちらが入店したことすら気付いてないんです。
さらに、何度か行ったレストランの店員さんは、ニコニコ笑顔で料理を運んでくれる日もあれば、声を掛けるのもためらうほど無表情で運んでくれる日もあり、日本の接客に慣れていた私は、まさにカルチャーショック!笑
初めてその光景を見たときは、正直呆気にとられましたが、それがマレーシアの普通でした。その態度にわざわざイラっとしているお客さんは誰もおらず、むしろ少しでも不快に思っていた私が恥ずかしいくらいです。
そんな日々を送っていると、自然と順応していくのかまったく気にならず、機嫌の悪そうな店員さんには「大丈夫かな?何かあったのかな?」と心配できる人間に成長しました!笑
日本に戻ってからも全く気にならず、スマホをいじらずに接客をしているだけで日本の接客はレベルが高いなぁと感じています。
遅刻
私はもともと余裕がないとダメな性格で、遅くても集合の10分前には到着し、約束した相手が5分でも遅れるとイライラし始める損な性格でした。笑
それがマレーシアに行くと5分や10分の遅れは当たり前。イベントなども平気で30分や40分遅れでスタートします。まだ来ない相手に連絡すると、決まり文句のように「On tha way.」(向かっている途中です)。もう定刻通りには絶対に進まないと諦めるしかありませんでした。
では、もしマレーシアの人同士で待たされる側の人はどうかというと、もちろん全員ではないですが、イライラしている人はほとんどいません。遅刻した人が到着して謝ったり、理由を話したりしても、笑顔で「タッ アパアパ!(Tak apa apa)」(全然気にしてないよ。の意味)と答えます。
なので、遅刻なんかでイライラしている方がアホらしくなります(笑)。結果、私の心配性な部分は変わりませんでしたが、他人が遅刻してもイライラすることはなくなりました!
急なスケジュール変更
例えば、日本語パートナーズとして現地の学校で授業をしていたのですが、急に時間割変更で昼の授業が朝一の授業になったり、学校イベント前日に急に中止になったりと本当によく振り回されます。そのたびに焦って準備したり、作業を一旦ストップしたりとストレスを感じることが多々ありました。
ですが、そのおかげで臨機応変に動けるようになり、帰国した今では、急なスケジュール変更があっても、冷静に対処できるようになったと感じています。
まとめ
世界に行くと、日本や自分が常識だと思っていたことが全く通用せず、戸惑ったりイライラしたりする機会が多くあります。しかし、その経験から新しい視点や価値観が生まれ、ひと回りもふた回りも成長したと実感できると思います。私自身、海外生活した後は行く前に比べると、心にゆとりができたと思っています。
決して海外に行くのが全てではないですが、成長できる一つのきっかけとして、興味のある人はぜひチャレンジしてみてください(^^)/
それでは、ジュンパラギ~(またね)!
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