海外生活で大切にしていた考え方3選

価値観Values
実際に暮らしていた部屋の一部

スラマッパギ~(おはようございます)!管理人のさとるです。今回は、日本語パートナーズとして約9ヵ月間マレーシアで暮らしていた私が、現地で暮らしていく上で大切にしていた3つの考え方をシェアします。さっそくまいりましょう!

今までの経験や価値観を頼りにしない

写真素材「ぱくたそ」より

海外で生活を始めると、どうしても日本での生活と比べて「日本だったら~」や「今まではこうだったのに~」とつい口走ってしまいます。現地の人も始めは興味津々で聞いてくるので、そういう話題も良いのかもしれませんが、ずっと言い続けるのは良くないものです。

私も赴任した当初は、日本に関する生活環境や習慣をよく聞かれて、前述の言葉を用いて話していました。しかし毎回そういう話をしていると、「大丈夫?マレーシアが嫌になった?」や「日本の方が良いんだね。」と言われるように。

そういうつもりではないのに、自慢しているようにも聞こえるので、その後の会話が盛り上がらないこともありました。それ以降、自分から「日本では~」と言わないように心がけ、また考えないように意識していました

またマレーシアの学校では、先生が学生を呼んで、鞄や教科書を職員室から教室まで運ばせる雑用のような依頼をします。私の席にも学生が来て鞄を運ぼうとしたので、気が引けた私は「自分で持っていくから良いよ。」と伝えたところ、怪訝そうな顔で学生は去っていきました。

その後、何か盗むと疑われたと学生が思っていたら嫌だなと、少し心配しながら教室に入ると、先ほどの学生はケロッとして笑顔で挨拶をしてくれます。

もう今までの常識や価値観が全く通用しないなと認識した出来事でした!(その後もさすがに荷物持ちをさせるのは気が引けたので、私の荷物は自分で運んでいました。笑)

とにかくやってみる

写真素材「ぱくたそ」より

海外で生活を始めると毎日が新しい出来事の連続で、とても新鮮です。なので赴任当初から私が心がけていたのは、不安や羞恥心は捨てて、とにかくやってみることでした。

例えば、、、

  • 同僚の先生やレストランの店員さん、タクシーのドライバーに、覚えたてのマレー語で話す。
  • 先生に誘われたトレッキングや旅行、イベントは全部参加する。
  • 全校生徒に日本語を1つ覚えてもらうため、すれ違う生徒みんなに挨拶をする。(「おはようございます。」「こんにちは。」「さようなら。」)
  • 地域の清掃活動やイベントに参加する。
  • 在住の日本人と交流をする。
  • 勧められた料理は積極的に食べる。(バッファローの肝はきつかった。。。笑)
  • 日本料理を振る舞う。(料理未経験の私が、たこ焼きと巻き寿司、味噌汁、おにぎりを作りました。笑)
  • マレーシアの文化や習慣を体験する。
  • 日本語授業に役立つ教材を積極的に作る。
  • 最終日に渡すため、千羽鶴を作る。(校長先生と日本語の先生それぞれに作ったので、二千羽鶴でした。笑)

など、挙げればキリがありませんが、なんでもまずは挑戦してみたので、多くの経験値を得ることができたと思っています。

自分の意見をハッキリと主張する

写真素材「ぱくたそ」より

特に今までは相手の顔色を窺い、当たり障りのない意見を言うことも多くありましたが、海外では自分の意見をハッキリと伝えないと、理解されなかったり、誤解されたりしてトラブルの元となります。

「自分の意見をハッキリと主張する」と書くと、一見、自己主張が激しく協調性がないように見られる可能性もあります。ですが実際はそうではなく、きちんと自分事として捉え、考えるようになるので、かえって物事が円滑に進みます。

これは帰国してからの仕事でも言えますが、その場で思っていることを言わず、陰で愚痴をこぼしたり、後悔したりするのであれば、自分の意見を口にして、相手にも意見をもらう方がスッキリしますし、信頼関係も強くなります。私はこの強みを、海外生活を通して得られたと思っています。

まとめ

いかがでしたか。今回紹介した考え方に少しでも興味を持っていただけたら、海外で生活する際はもちろん、普段の生活でも参考にしていただければ嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。では、ジュンパラギ~(またね)!

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